ニューファウンドランド〜タイタニック
ニューファウンドランド島 Newfoundlandは北大西洋に浮かぶ島で大きさは北海道の約1.3倍。太平洋側のバンクーバーとはプラス4.5時間、トロントからはプラス1.5時間の時差があります。私が初めて訪れた1990年代はこの島を含めてニューファウンドランド州 Province of Newfoundlandという州でしたが、その後2001年に州の大きな面積を占めているラブラドール地方を名前に含めて、ニューファウンドランド・ラブラドール州、Province of Newfoundland and Labradorに改名しました。先日事故を起こした潜水艇タイタンで話題になりましたが、1912年（明治45年）、ニューヨークへ向かうイギリスの豪華客船タイタニック号が氷山にぶつかり沈没したのが首都セントジョンズ St. John’sの沖合約600KMです。
夏の間は氷山が近くまで流れてくるので陸からでも見えますが、船に乗っていくツアーもあります。氷山の近くに浮かんでいる氷山のかけらをすくって作ったウイスキーのオンザロックは格別の味でした。海水が凍った流氷とは違い、もとは陸地で出来た氷なのでしょっぱくありません。
ニューファンドランドで有名なものといえば氷山とニューファウンドランド犬です。繁殖をしているところに連れて行ってもらいましたが、なんとも愛らしい大型の犬で、海難救助にも使われるだけあって、足には水かきがついていました。黒が一般的ですが、その他の色もいるようです。
ホテルのスタッフがこれもここの名物だからと、島内ツアーのときに持たせてくれたのがポートワインです。ポルトガルの名産品がなぜニューファウンドランドで作られるようになったのかの説明は省きますが、その後ポートワインという名前は使用禁止になったのことで、思えば貴重な経験です。