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2022年最強寒波

2022年5月にバンクーバーのUBCを卒業した娘は、9月からキングストンKingstonにあるクイーンズ大学Queen’s Universityの大学院で法律の勉強をしています。大学時代と違ってかなり勉強量や提出するエッセイの数も増えるので、日本にはいつ帰れるかわからないと言っていましたが、なんとか年末から2週間ほど来れることになりました。キングストンはトロントとモントリオールの中間にあり、列車で約2時間半ほどです。

現地時間で12月21日キングストンからトロントまでの列車、トロントから成田への直行便を予約してあったのですが、当日列車が30分ほど遅れ、トロントから空港までの列車の乗り継ぎもうまく行かず、空港も不案内で荷物のドロップオフの場所もわからず、結局乗り遅れてしまいました。前日にはバンクーバーがこの冬2回目の寒波で空港が閉鎖、アメリカも寒波の影響でフライトが乱れており、空港は大混雑。航空会社に通じる直通電話は大行列。並んでいる途中に何回も携帯で航空会社に連絡を試みるも通じない。結局1時間以上待ってやっと直通電話にたどり着いたものの、その電話も30分待ってやっと繋がりそれから交渉です。幸いにも親切な人で、上海経由、モントリオール経由、パリ経由などあらゆる可能性を調べてくれ、最終的にフランクフルト経由で翌日の午前中羽田着の便を追加料金無しで予約することができました。

翌日、風が強いので用心のため早めに家を出て、どこかでのんびりと朝食をとりながら娘の到着を待つことにしたのですが、出発直前にアクアラインが閉まってしまいました。東京湾をぐるっと回って行ったのですが、渋滞にはまり3時間かかってようやく羽田の第3ターミナルに到着。反対側もかなり渋滞していたので、すぐに帰る気にはなれず少しどこかで休んでから出発することにしました。娘がシャワーを浴びたいというので探したところ第2ターミナルにあったので、移動して娘がシャワーを浴びている間にこちらはやっと食事にありつくことができました。そのあとしばらくして、また東京湾を回って帰ろうかと話をしていたら幸運にもアクアラインが開き、今度は渋滞もなく帰宅できました。なんとも大変な2日間でした。

ニュースでもとりあげられていましたが、アメリカはもっと大変で国土の90%が摂氏零度以下になり、フライトはキャンセル続出。クリスマス休暇の時期でもあり空港は大混乱。当教室の卒業生でアメリカ東部のメリーランドにある大学で物理学の勉強をしている子は、22日に現地出発の予定でしたが、フライトはキャンセル、追加料金を払った上にロスアンジェルスで1泊してやっと帰国することができたそうです。

2週間の滞在を終えて娘は昨日カナダに戻りました。今度は大きな問題もなく無事に着いたのでやれやれです。